今回のRallyX、ペターは勿論、フィル・ミルズ(コドラ)の笑顔が超絶久方ぶりに見られて、何だか涙が出てきそうになった(笑)。無理にでも盛り上がっちゃうペターも見てて辛いけど、そうも行かない彼の暗い顔の方が余程堪えてたもんで。
WRCはここの所、FIAその他のプライベーター冷遇の話ばかりが目に付いて、「人が居なきゃ盛り上がる物も盛り上がらないよ」という悪循環の構図に辟易するばかりだったけれど、今回の結果は見る所を見れば良い傾向が感じられなくもないやね。先のペター組の笑顔、微妙に余裕無くして面白味を出しつつあるセブ(皮肉じゃないよ。前から書いてるし)、対照的に暗雲に晴れ間の見えたマーカス。少なくとも「いつものお決まりコース」以外の物は見られそうな気はしてくるではありませんか。
後は勿論、その下の層の活気も戻ってくれないと困るけどね。ストール先生(っつかクサラ)の不調が泣ける。ランサー乗れてりゃまだ違ったのだろうか。来年はフォーカスばかり並んでたりして。シャレにならないけど、でも今は戦力の安定供給が何より重要なので、、。