気付けば通算三度目

 さて、当日疲れて寝てしまってから書きそびれたまんまだったけど、TF映画の字幕版、あの後出撃して見て参りましたよ。
 いやぁ、やっぱ字幕版良いですわ。音響周りが全然違う。
 吹き替えで見た時は試写会で見た時の様なインパクトが感じられず微妙にションボリもしてたんだけど、字幕版を見直して、また当初の感動が戻ってきた。
 吹き替えはどうも台詞重視で音響を弱めている感じで、まずそこで迫力、画面から来る圧倒感が劣る。その上、台詞自体も進行重視で最低限の意味を拾ってただ機械的に翻訳しているだけというか、口調にも全く演技がこもってなくて何か淡々としている。オリジナルの役者が表現している細かいニュアンスが拾えてない印象。
 この辺りから来る差なんだろうね。特に個人的に好きだったのが、地球人とTFの温度差。突然あんな全身機械のバケモノが目の前に現れて訳も分からず慌てふためく地球人と、そんな相手の事情など全くお構いなしに自己の目的にのみ忠実なTF連中。これが大真面目かつ無駄に大迫力で展開されるからこそ、「嗚呼、こいつらマジだよ」とほくそ笑む瞬間が実に楽しくてしょうがない(笑)。

 いやーもう溜まらん。中盤まではずっとそんな調子なので本当に盛り上がった。
 終盤は、あれだね、よくよく見返すとオートボットvsディセプティコンに米軍が混ざって三つ巴の戦闘だと捉えて見る分には、そこそこのレベルで収まってるように見えた。何だかんだ、自分はTF中心で考えすぎていたのだなと。

 あー、でもやっぱ初代風吹き替えくらいは欲しかったよなぁ。悔しい(笑)。