「クレオパトラ・フォーチュン」。
いやぁ、上手く行きそうで全然上手く行かないこのもどかしさ(笑)。
というか指がさっぱり動きませんわ。老化を痛感したというか、思い返せばもう最近はアナログスティックやトリガーでムニムニ動かしてばかりで、こういう十字キーやボタンをカツカツと回数押ししていくゲームはご無沙汰もいい所だなと。プレイ頻度自体落ちているし。いやはや情けない。パネポンなんてやっぱりもう無理かな。
それはそれとして、しかしプレイを連ねる内に昔あっさり1Pモードを諦めた理由が分かってきたかも。
何ともプレイアビリティがイマイチ。無論遊べないレベルではないものの、落ち物黎明期のそれ止まりと言うか、当時溢れていた同ジャンルのそれと比べても一段劣る、あまりプレイヤーに優しいとは言えない仕様。
まずブロック回転が1方向のみ(つまり最大3回押し)。回転時の落下速度低下も無く、着地後のブロック硬化も早い。壁際回転も普通に押し出しを喰らうので、その瞬間に硬化されると泣くに泣けない。故に落下速度が上がってくるともう、画面上方で見えない内から予め必要数回して必要数移動させて、の事前操作でしか太刀打ち出来なくなってくる。咄嗟のアドリブが効かず、リカバリーが滅茶苦茶難しい。
まぁ勿論、皆それでやってきた訳だし、素早く正確な操作は最低限の義務ではあるけれど、やはりどうしても間口は狭くなるよね。ここまでガチガチな物が必要だったかというと疑問ではある。
このゲームは2個幅のブロックが非常にキモで、これを如何に手際良く組み合わせて綺麗にするか、その「きっちりお片付け」が上手く行った時の感覚には何とも言い難い心地良さがある。それだけにこの妙なプレイアビリティはネックにも感じる。PS2版はソフトの都合上プレイ中のポーズ確認が利いてしまうので、それで嫌らしいパターンの時に敢えて一寸考えさせて貰ったらきっちり収まって綺麗すっきり、「嗚呼、これが本来上手くなった時のプレイなんだな」と思うと、悔しさ半分、やる気も出てくると言う物ですが。
でも正直、人には勧めにくいゲームだとは思ってしまう。勿体無いよなぁ。
因みに、腕前はかなりアレだけどBGMの参考に、SS版の動画。やっぱ「SHININ’ QUEEN」良いよなぁ。
当時はミステリーモードばかりだった自分は「PLAY DEMO 1」も脳裏に焼き付いてますが。ループ曲中毒だし。(文字通り操作説明の所のそれ。途中で切れてるけど)。ただ、きちんとした曲名が無いのは一寸寂しい。