そしたら何の事はない、「無個性故の不遇っぷりが巡り巡った末の捏造」というオチでありました。何だよ、すっかり騙された(笑)。
成る程、「普通を狙ったよい子ちゃんキャラは昔からパロディで腹黒性格にされる運命にある」だそうで。うーむ、そんなもん、
そんな訳で、黒とか閣下とかはまぁそんな物かと思いながら見ていた所の、この「闇春香」。
嗚呼、イカン。何かピンと来てしまったかも(ぉ)。
何か物凄く久しぶりにこっち方面のスイッチが入ったというか。近年すっかりアホな事ばかり抜かしてたけど、元来自分はこっちの住民だという事をつくづく思い出させられたというか(笑)。lainとか大好きだしね。(ただ如何にもな字幕コメント演出はあまり関係無いので念の為。あくまで地味に湧いてくる場の雰囲気を好む性格のつもり。こういう意味で、元ネタも見た感じただの気狂いヱ□ゲーなんだろうなという所見。)
何と言うか、心臓に重りを括り付けられてズブズブと水面下に引きずり込まれてそのまま漂い続けて戻らない感覚がむしろ心地良くもあると言いますか。鬱でも病みでもなく、闇というか。真顔でこんな事を解説すると只の変人でしかない、という無意識のコンプレックスが久しくこちらの方面との接触を避けてしまっていたのか。何のかんので水は巡り巡って元の土地に戻るものなのですよ。もうこれはこれで良いんじゃないかなぁと。光無くとも闇は在ると申しますか(ぇ)。
そもそも、こうやって沈み沈み続けていずれは0を振り切って255に戻る世界なのですよ、ええ(違笑)。
んでもってフォローというか、最後に純白版もきちんと見ておきましたよ。
しっかり主人公じゃないですか。うん。
実は真っ当な主人公ってのが一番好きなんだよね。<この性格で(ぉ)
主人公がダメな作品は何をやってもダメだと思う。