針穴゛

 たまにはゲームをやろう。
 いやだから番外王はツールとしての立ち位置なんだってば。

 Xbox360 XBLAでPinball FX
 最近某氏がハマッているところのピンボール、youtubeで見せて貰った何処ぞの地方ローカルの特集番組が矢鱈と楽しそうだったのに感銘を受けて、XBLAにあったこの作品を落としてプレイしてみた。
 しかしまぁ、これがまた想像以上に「何が面白くて何がつまらないのかすらサッパリ解らない!」
 普段なら思い込みと偏見で適当に見切りを付けてしまう所なのだけれども、如何せん先の動画で見られた「当人の青春そのもの」の姿に、その偏見の外にある何かを期待したのは勿論、実際に某氏がハマっているという事実に直接的な理由が見出せないのもあって、引き下がるにはどうにも納得が行かなかった。
 要するにここで昨今マイブーム(?)の「納得度」適用ですね、はい。
 無料デモ版だと最初の狭い台(ステージ)しか選べないので、選択肢を広げる為にゲイツマネー投入。1ゲイツ1円という酷い勘違いをしていた(100ゲイツ1ドルの円換算+ぼったくり)ので残念ながら800円ではなかったけど英世1人+αなら気軽なものですよ。XBLA(=XBox Live Arcade)には期待したいと言いつつも今まで全然触れていなかったので良い切っ掛けでもあったと。

 んでボチボチとプレイ中。
 いやー、今日も何時間かひたすらガチャガチャやって、やっとこさ入り口が見えてきた気がする。ってまだ外かよ!(笑)
 っていうか誰ですか、「下手に打ちまくらずに一発一発丁寧に打つもの」とか教えてくれた人は。確かに大原則としてはそういうものなんだろうけど、素人なんてものはそもそも狙っても当たらないから素人なのであって、下手に1000本ノックという基本的修練を積むよりも、まずは「感覚として馴染ませる」事が必要だったのではないかと。物事の適応経路は一意に図りうるものではないという事ですか。
 というのも実際の所、ゲーム台の上では集中してそればかり行うという訳にもいかない現実もあるので、「ココを狙おう」と気張っても全然上手く行かない歯痒さが先立つばかり。それに実際やっていると、下手に「止めて(初期条件を統一して)打つ」のは逆効果。むしろ速度と回転が加わった状態で打たないと通らないルートが一杯ある(ような気がする)。それで実際ガチャガチャやってると、「ああこうも通るんだ?」というのが色々と発見されて各種状況下に於けるケース学習が進む。そしてそれを繰り返す内に「ここでこうしたければこう」ってのが自然に手に馴染んでくる(振り加減の調整なんかも)。まぁまだ全然思い通りには行きませんガ!
 でもって、ある程度打ちたいように打てるようになって、そこから台のギミックに沿った点稼ぎのスタイルを作ってそれで漸くピンボールというゲームを楽しむ為のスタート地点なんですけどね。未だに1プレイの寿命と獲得点数とが全く比例していない(笑)。
 まぁでもそれはそれで、今やってる「Agent」台は幾つかあるギミックを単発レベルで決めてるだけでも案外遊べている気になれる。これは素人がモチベーションを維持するのには重要。というか一々コンボだの何だのウザいんだよ、と(ぉ)。いやまぁゲームの発展の過程で確立されてきたものだというのは解っておりますが。それだけもう「出来る人間しかやらない」コミュニティ上の産物でしかない。その点この「PinballFX」はガチガチな方なのかもね。ここは某氏については、昔ながらの有名な台が入ったゲームで遊んでいるらしいので、色々と状況も違うかとは思うけど。やっぱねぇ、「素人遊ぶ」点は忘れちゃいかんと思うのですよ。ま、ここは軽々しく触れられる話題ではないのでこの辺で。

 そんなこんなで、ぼちぼちと。
 しっかし台のギミック説明ページないかなぁ。基本がなってないのでhelpだけじゃ意味分かりません。