ウルトラセブン#28「700キロを突っ走れ」。
これは、、、ひどい(笑)。
新開発の爆弾の移送任務、その妨害を考慮し「グッドアイデア」と称して当人がやりたいだけのラリー競技に紛れてそれを運搬しようという作戦。因みにラリーが出てくるのは二度目かな。かつて日本でもラリーが認知された時代があったらしく、そんな製作者の趣味に露骨に誘導するシナリオ作りはまだ微笑ましくもある訳ですが。しかし、、何だろうこの流れ。
バイクの自爆攻撃に地雷トラップに銃撃戦に時限爆弾の罠にヘリコプターの襲撃。対するウルトラ警備隊はマンドリン機関銃やら謎のホバー装置で窮地を脱出。一体お前ら何処の秘密戦隊だよ!と言わんばかりに宇宙人の”ウ”の字すら見えてこない珍妙な空気感。そしてトドメと言わんばかりの「恐竜戦車」。もはや笑いを通り越した何かがあるような無いような(笑)。
恐竜戦車はネタとしては知っていたけど、よもやセブン発だったとはね。幼少期の記憶すら蘇ってこないのは単に見逃した回だったのか、それとも子供心にも忘れてしまいたい代物だったのか(笑)。
しかしまぁこういう、ぶっちゃけ予算の都合で適当にあつらえられた「いつもと違う変な回」というのは何もこれに始まった話でもなく、笑って流すのが通例と言えばそうなんだろうけどね。ただ先のサイトの解説を見るに「スタッフの諦め」という重い話題も出てくるので非常に心苦しくもあるところ。やはりこういうのは決して繰り返しちゃいけない事だと思うんだよなぁ。今でも時々見掛けてしまう、厳しい状況でも僕ら何とか頑張りました、なんてのは自慢にも慰めにもなりはしないんだよ!と言い放ちたくてしょうがなくなるような。
ああ、すんません、またこんな話になってしまった。。(笑)