巨大ドリル キター。
やっぱドリルと言ったらこっちでしょ。という事でやってくれました、「アバター」#33(「The Drill」)。
いやぁ、この見た目まんまの「土手っ腹に風穴ぶち空けてくれる」感が堪りません。
岩(土)や氷(水)を操る力が直接的に生活に結び付いている他部族と異なり、「純粋な破壊」しか生み出さない火の部族はこのような工業力(強いて言えば火の二次生産物とも言えるかな)を武器としているのです。またこの無機的な力が他の部族の技を封じるという事で正に鉄壁の防御を誇るという。気の技を中心に強大な力を持つアバターと言えどそれは例外ではなく、普段であれば大岩も軽く制する彼(等)が柱一本を切り崩す事も出来ない様が何とも面白い。勿論そこで気を利かせて柔よく剛を制する訳ですが。でかい力に更にバカでかい力を、というインフレ論じゃないところが好きだなぁ、うん。何だかんだで、ドラゴンボールZなんてものが受けはしても一方でちゃんとこういう視点を失わない所が良い。
因みにそういう背景もあってか、今回はアバターが積極的に他部族の技も使っていた。これまでは主役が他の技も使えるというだけで四部族の代表を集めたパーティ制の方向に流れていた感があったのだけれども、いざと言う時はやはり決めてくるね。こういうアクションは本当に見応えがあって良いですわ。