ぬぅ、いかんいかん。
寝落ちとかしている間に記憶も勢いも抜けてきてしまいそうな。
というか既に抜けました(ぉ)。<途中で脱線したもんで後で追記
まぁたまの生活記録みたいなものなので軽い気持ちで。
■二日目
家主のN氏は残念ながら仕事なのでO氏と共にK都観光。
自分は田舎の貧乏中学校で修学旅行が東北という、話した人間全てに「ハァ?」としか言われた事のないド素人なもので、O氏に観光ルートを組んで貰った。というかこちとら食事も適当に「うどん」と答えて任せっきりにしただけなのに、びっちりと予定組んで貰っちゃって何と言うか申し訳御座いません。(笑)
因みに観光の足にはN氏の友人から貸して頂いたAnchorの自転車を使用。いやぁ実に快適でした。こういう所を地元感覚(実際彼等にはそうですが)で回れちゃうってのは凄いよなぁ。
・知恩院
何でこんな所に寄ったのかと尋ねたら「でかいから」と(笑)。いや確かにスケールのでかいものは大好きですが、何だろうこの「だったら何?」感(笑)。どうでもよさ100%の「忘れ傘」や、嘘800とか言いようのない逸話の数々を見るにつけ、どうもまだ自分は寺社への触れ方というものがよく分からないなと実感してしまう。これでも最近は建物の解説等は喜んで読んだりするし、他にも「もっけ」なんかの例を見るに民俗学的な方面への興味は大分持てるようになってきたかと思っていたんだけど。そういう自然発生的な風習や慣習と違って、明らかに人為的な作用という意味で未だ宗教的方面への理解が進まないのだろうかと思うところ。強いて言うなれば、こういうのはもっと、何故にその様な話が奉り上げられるのかという部分まで見ないと駄目なのだろうなぁ。
・哲学の道
「哲学の池」みたいなのを期待していたんだけどなぁ(ぉ)。
(ココの5項目目参照。そしてここで大幅に脱線(笑))
・銀閣寺
「金はイラネ」という事らしく銀のみ。っつっても見事に改修中でしたが。自分はともかく、家族連れの人達は折角来たのにねとちょっと可哀想な感じ。まぁしゃあない。
それよりも感心したのは「造園」の部分。苔で色彩を描いているという点が何とも面白い。やっぱ東北じゃあこうは行かないんだろうけど、でもそう言えば教師に「感想がチープ」と叩かれていたくらいなので相応に無関心な子供でもあったのだろう。イカンよね。
・鴨川カフェ?
「愛・おぼえていますか」のレコードが置いてありました(ぉ)。
・本能寺
取り敢えず記念にレベル。
流石に後で作った墓標だけでは何も言いようがないか、、。
・戒光寺
運慶作(伝)の見事な木造仏が奉られているというO氏お勧めポイント。
有名な泉涌寺の手前というマイナーポジション故に誰も寄り付かず、拝観料もなくそこいらのおばさん連中が駄弁っているというフリーダムさがより一層素晴らしさを引き立てる(笑)。管理者もおらず撮影禁止もない?なぁと思いながらパシャパシャ撮りまくった後に祭壇のど真ん中に禁止の文字が躍っている事に気付いてしまったので、当然ながら自粛。
大きな仏像と言えば鋳造のイメージだけれども、彫りも見事な巨大仏像としては日本随一とのこと。ただまぁ極個人的に言ってしまうとスコープドッグのあれを本当に間近に「でけぇ!」と見上げた事があるのが何とも(笑)。勿論、造形美としては比較にもなりませんが。それだけにもっと間近で見られたら面白いだろうけど、まぁ仏様なので無理は言えないよね。仏像は勿論、光背の立体造形なんかはめっさ好みそうなところですが。
・泉涌寺
天皇家の菩提寺とか言われても何のこっちゃという。神も仏もあったものじゃない。
どうしても髭が生えているようにしか見えない楊貴妃観音像、ではありがちなネタなのでともかくとして、個人的に興味深かったのはあれかな。寺宝展などで見た絵画にあった当時の独特のパースの取り方。45度角くらいのお決まりの疑似立体表現の中で、一部、壇の階段の表現に90度角の妙な立体技法が紛れ込んでいて、何と言うかクォータービューの始祖を見出した気がしましたよ(ぉ)。
そんな感じでいい感じに観光疲れを味わって食事して帰宅。
先日は裸眼立体視という訳の分からない流れに呑み込まれてしまい出来なかった会話を切り出してみるも、結果から言えば「言説が必要だ」と諭され轟撃沈。まぁここは思うところがありすぎるので以下省略。
しかも「この手の事を考え出すと眠れない病」に掛かり翌日寝不足で困ったちゃん(ぉ)。
まぁ、課題、ですよ。色々と。