今週のお疲れ様。
混合水栓の調整が面倒くさかったもんでシングルレバーに買い換えました。
借家の設備に投資するなんて本当にバカですね(笑)、ええ。
自分、ボロ家でシャワーもない沸かし湯専門だった頃を除けば、それ以降は一足飛びに自動温度調節の給湯式の家で暮らしてきたものだから、こういう古典的な湯と水の手動調整式の慣習そのものが身に付いていないんですな。むしろこんな面倒くさいものが存在するのかくらいの勢いで、バランス釜の方がむしろ便利という言い分にこの時初めて気付いたという(苦笑)。
それが今回この家の唯一の残念要素とも言えるところだったのが困りもの。まぁ正確に言えば、当初は温度調節パネルと思い込んでいたものが実は温風乾燥付き換気扇の操作パネルだったという素敵なオチもありますが。流石にこれを理由に家を選ぶ程ではないかと妥協した。
でもやはりいざ使ってみると、一言で言って面倒くさい。
勿論いずれ慣れるものだとは思ってはいるけどね。でも風呂というのは一番無防備な状態だからちょっとしたストレスが積もり積もるもの。特に寒さと仕事疲れが折り重なったもので、半ばヤケクソ気味に「金でラクをする事に決めた」と取り替え断行。ヤケクソ万歳。
工事費は流石に浮かせて、一番安い品を掻き集めてまぁそれなりのお値段に(あんま言いたくないけど合計31k)。元大家から貰ったなけなしの御免なさい金が消えたと思えば許容範囲。強いて言うなれば減価償却の問題が最後まで気掛かりだったけど、お願いですので何事もなく長期間住まわせて下さいと祈りつつ(笑)。
購入したのはこちら。
・シャワー水栓 (INAX) BF-B646T
画像の通りうちは壁ギリギリ(且つ斜め)に取り付け穴があるもので、寸法上の機材選びで非常に悩んだ。懸念事項は右レバーが奥の壁に当たらないかという点と、裏手のシャワー基部のスペースが足りるかの点。ここで運良く同タイプの実機が店頭にあったので最終的な確認が取れて安心できたけどね。
右レバーは、こちらの商品は真上から前方下60度くらいの範囲のため後ろに倒れ込む事はなし。一方、シャワーはカタログではデッキ中央から82mmの空間確保と言われているけど、実際は70mmしかないうちでもOK。実際60mmくらいかな? 取り付け作業も十分こなせた。
したくなくてもこういうチキンレースをしなきゃいけない環境もあるにはあるので、メーカー側も配慮を忘れないで欲しいね。
・キッチン (TOTO) TKJ33U3R
こちらは何でも良かった(笑)、ので最安値で。
元のは蛇口の首の高さが致命的だったので、注意したのはその辺くらい。
親父も言っていたけどTOTOはパッキンの入れ方がきつめなんですかね。
しかし、30~60分って聞いてたし、実際に工程的にそれくらいで済むと思ってたのだけれど、慣れてないので想像以上に手こずってしまった。いや、懸念していた風呂の方は順調に終わったのに、ついでで替えたキッチンの方が大変だったという。配管パイプの都合で製品付属のナットが使えず、大分くたびれた旧品を使わざるを得なかったのだけど、ナット内にパッキンが上手く収まらないとか、それでナットのねじ山がギリギリ届くのか届かないのかとか、それを流し台の裏の狭い空間で作業するので全然捗らない。ここで仰向けに潜り込んだら非常に作業がし易かったという事に最後の最後で気付くというのが、やはりというか何と言うか、実に情けない訳ですが。(風呂側を先にやって、そっちは手を潜らせる以外になかったからその勢いでやったんだよなぁ。と言い訳)
まぁでも、こういった作業に直に触れておきたくて、今回は自分で全てやったというのもある。
もううちらの世代は人にやって貰うのが当たり前の時代になっていたので、知識も経験もどんどん隠蔽されて、逆にこんな単純な締め付け作業ですら基礎が及ばない結果になりかねない。ぶっちゃけ「自分で生き残れ」と言われたら速攻でのたれ死ぬスキルしか持ち合わせていない訳で。少しずつ基礎を見直していこうと。
つまり、いわゆるDIYな話ですな。工事費を浮かすとか手製の作りとかいう前に、教育と学習の見直しなんだよなぁと。
まー、CSアンテナは工事頼んじゃいましたけどね(笑)。屋根に登る脚立持ってないんだもの、、、。