いやぁ、ガッツ星人いいね。(参考)
こんな奴等に暗がりで囲まれたら生きた心地がしない、ってなものですよ。
暗闇への恐怖というのは人間の本能に根差すものなので。しかもこの番組(或いはこの時代)、映像的配慮の為される今とは違って暗がりを本当に暗く映すので、その演出効果は段違い。
そしてこの獲物を喰らう猛禽類のような、そんな生態学的イメージを容易に想像させうる風貌は、デザイン上シンプルながらも非常に効果的。
でもまぁ、、、オウムと言われるとその通りかも(笑)。
第一、前半はウィンダムを一蹴しセブンを翻弄する圧倒的強さを誇ったにも関わらず、後半ではただ円盤を燃やされてぐっすんおよよの如くわーわー騒いで散っただけだもんなぁ。<今まで書いたの台無し(笑)
そんな訳で、恐竜戦車を過ぎた辺りでハタと止まっていたウルトラセブンの続きを見終えました。
まぁ何というか当時の色々に触れる良い機会になったかなとは思いますよ。下手な事は言わず、うちらみたいな素人はコチラのサイトのような解説に頼った方がむしろ楽しめるんじゃなかろうかとも思いますが。
強いて言うなれば、昔の作品はキャラ(人物)がしっかりしていたよなと思わされる。毅然としたキリヤマ隊長に、誠実な主人公ダンに、案外きちんと仲間想いなソガ隊員に、と。特にソガは「三(枚目)をやらせたくても二になってしまう」とは言われていたようだけど、それが却って普通の人間っぽいキャラクタになったのではないかとも思う。あれが三だけだったらただのコメディキャラにしかならないけど、二な役割もこなして隊員としての色々な経験を積んでいく事でキャラにも深みが出てきたのではないかという。それ故にか真面目なダンとも徐々に接点が増えていって、最終話(前編)冒頭の気遣いにも繋がったのではないかと。最後までへっぽこだったアマギではああは行かない。いや失礼(笑)。