背景美術

 強化月間には続きがあったんですが、というかここでやらにゃあと思ってたんですが、気付いたら時間がなくなっていたのでまた来週(あーあ)、ということで普通のネタ。

 新海誠の「秒速5センチメートル」を超絶今更ながら見てみた。
 んだけど、まぁ何と言うか、、、ものっそ普通(?)のギャルゲーシナリオでした。それこそ先日は言葉を濁したけど自分はこういうのは嫌なので云々と言っていいタイプ。辛い。
 まぁこの手のが好きな人の気持ちも分からないでもないけど自分は年齢的に勘弁ですということで、明らかに特定層向けの内容でしかないので、折角の背景美術が勿体ないなぁ、誰だよこんな脚本持ってきたの!と思いながらエンドロールを待っていたらなんと新海誠本人で御座いました(大汗)。

 もっとも元々そういう匂いはしていたし、次作もそっち方面に流れていたので何も意外なことではないんだけど、今回改めてこういうシナリオを扱う人だと思い知らされると悲しかったなと。
 はっきり言って自分のこの人の評価は、「オタクアニメでもこんなに背景美術頑張ってるよ!」という所にこそあったので、その美術センスを活かす方向に行って欲しかったというところ。「ほしのこえ」の時は作品としては良くも悪くも一個人の趣味だったから、ここから集団体勢に移ればもっと良い方向にも進むんでくれるかなぁと淡い期待を抱いていた訳で。
 まぁ結局の所は外野だった自分がどうこう言ってもいかんのでしょうがね。
 ただやはり「秒速~」でも絵の方は相変わらず頑張っていて、ロケット打ち上げシーンの噴射煙の陰に感心したりもしたんだけどね。
 「ほしのこえ」もどうだったっけと改めて見返してピックアップ。

 火星上空演習
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 木星イオの雷
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 シリウス星系 地下王国惑星アガルタ
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 同惑星上空戦闘
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 空間演出的なものが好きなんだとは思う。
 個人的には貴重なクリティカルヒットだったんだよなぁ。