さて、書き込みがtwitter止まりな昨今ですが、いや今週は本当に時間が無かったのでしょうがないのですよ。家に帰っても検討やらとか調べ物やらしてるしなー。普段はンなことは決してやらない自分ですが、やる気になった時くらいやればいいと思うよ。という事にしておいて下さい先生(何)。
でもってすっかり溜まり気味の録画を消化。
スタートレック大攻勢に手が塞がりっぱなしだったけどそろそろ違う物も見たいよな、ということで適当に撮ってみたDiscoveryチャンネルの歴史シリーズ。この局は当たり外れも激しいけど、NHKスペシャルの予算少なめ版みたいなコレは悪くなさげ。今回なんて30分しかない枠にナレーションと同期してない使い回し映像が度々入って、どんだけ素材不足なんだよと思いつつ(笑)。
そんなこんなで今回見たのは、中国の「懸空寺」。
何でわざわざこんなとこにこんな危ない物を、と思わずにはいられない。初見は仏教の隠れ寺院みたいな宗教弾圧の話かと思ったけど、谷間の治水問題と、何より特異な環境下での精神的云々という、宗教的な意味合いが優先した純粋に計画的な建築だった模様。それだけにきちんと技術の粋を凝らして作られているし、故にこうして1400年も残っていると。
決して酔狂な理由からではなくこういう物が作られる時代背景というものにはちょっと感慨を覚える気分でありまする。
でもね、
これは冗談にも程がありすぎる(笑)。どう見てもグラグラで足下もおぼつかない支柱(もどき)を見たら余計に不安に思う筈なんですが。分からないなぁ(笑)。
まぁこれは実際は壁に垂直に突き刺した木の柱で全てを支えているという物で、せめて下を支えてよって事なんだろうけど。つまり、補強でも何でもなく本当に横柱だけで全部支えている、そしてそれが1400年間保っているというのは凄いね(勿論補修工事はしているみたいだけど)。
尚、この寺は「三教合一寺院」という、冗談抜きに一つの殿堂に3体の像が並んでいるという何とも不思議なお寺。特定の派閥に拘らないことで生き延びてきた背景もあるようで。最初に触れたようにやはり宗教弾圧ってのはあるからね。
それでも一時の破壊運動の被害にはあったらしく、無惨に手首を切り落とされたり目口のえぐられた光景には何とも複雑な気分になってしまいますが。だがしかし駄菓子菓子、咄嗟に脳裏を過ぎったのは、ウルトラマンタロウの首が吹っ飛んだ幼少時のトラウマ回(ぉ)。確かに首を吹っ飛ばされた筈なのに仏像の魔力?みたいなので無かったことになったという、子供心には何だかよくわからないやっつけシナリオみたいな印象しか残ってないのが何ですが(笑)。記憶の中ではあの番組ってそういう仏的なイメージがあるような無いような。ハヌマーンとかいるしね!(激ぉ)
相変わらず思考連鎖が酷くてすみません。
懸空寺に関してはこちらに一通りまとめてあって参考になるかと。あとココの吹雪の中の一コマがめっさいい。こういう日に行けたら最高だよなぁと個人的には思う。勿論晴れの日と両方見られるのがベストだろうけど。