御先祖様

 スタートレックENT。
 #44、度し難い(即死)
 「他人の女房には手を出すな」がタッカー少佐の家訓だとするなら、「他人を見たら泥棒だと思え」がアーチャー船長の家訓なんでしょうな。宇宙は最後のフロンティアの筈なのに、何しに来たのこの人。
 もう最近はこんな安直な敵性宇宙人だらけで段々うんざりしてきましたよ。成る程この勢いでシーズン3で更に酷くなると言われたらそりゃ見続ける自信なくすよね(苦笑)。

 #45 “Judgement”。
 マートク将軍(の中の人)御登場。この人の「あ゛ー」好きだなぁ(笑)。
 クリンゴンらしいかと問うと正直微妙な部分も多々あるけど、以後200年の腐敗に陥る前のクリンゴンの姿だと言えばまだアリかなとは思えなくもない。そして戦士の家系ではない所も含めて正にこれが後のマートク総裁に繋がる血筋なのだろうとは思う訳ですが、要するにつまりはファン視点での補完ありきの楽しみ方でもあるということだよね。既にそういう引っ張り方に頼っているのがこのシリーズの惨状と言えてしまうのだろうなぁ。別に普段ならたまのサービスは良いと思うけれど、後々のシーズン4がそういうファンサービスの袋小路と聞いているものでね。辛いなぁ。

 ま、そんな話は抜きで考えれば、変わらずの役者さんの演技ぶりに更に変わらぬ声優さんの同じ演技という配慮は実に安心感があって良い。吹き替えでもこういう事が楽しめるのは良いなと。ウェイユン&ブラント二役の人が触角宇宙人で何度も出てるけど、如何せんタッカー少佐に声取られちゃってて別人なので顔くらいでしか楽しめなかったし。所々の仕草がああそれっぽいなとは思ったけどね。
 ああ、あとオドーも出てたよね。って結局ファンサービスしか話題になってないのか(笑)。とほほ。