アイリ終了

 さて、改めて「ドリームクラブZERO」
 延長延長で会話しまくりで早くも会話ネタ切れの兆候を見せつつもEDまで到達。
 前作は駄目かなと思いつつ初回でハッピーエンドだったので、基本的なプレイのコツは掴めていた今回も何とかなるかなぁ、、、

 「♪夢みたいだね、夢だったんだね」
 ありがとうございました(死)。
(というか↑は前作の歌詞だっけ、今回のはちょっと忘れた)

 まー、そうだよね。途中から妙にイベント寂しくなってたもの。今回は初回ハッピーエンドは難しいとは言われていただけ救われるか。
 しょうがないので二周目。当然、攻略wikiを参考に。
 しかしこれがまた、前作同様にリピートプレイは正直厳しい作り。取りこぼしたイベント(フラグ)以外、メインの流れは変わらず同じ物をなぞるだけだからね。途中で期日限定イベントがなかなか上手く行かなかったり等、「もう一周とか勘弁」と気が気でないままラストに向かってしまい、終わった時は喜びや安堵感よりも疲労の方が先に来てしまった。とほほ。
 まぁ言ってみれば「しくじったらまたやり直し」はゲームでは当たり前の概念とも言えるし、自分もアクション系のパターン学習なら昔からむしろ好意的に楽しんできたものだけれどね。ただそこは単なるデータの調査・記憶作業と、パターンの構築と実践、という違いは感じてしまうところ。暗記と学習の境目、と言いますか。まぁこの話自体にまた云々あったりもしますが、それはキリがないので。ただ実際「作業プレイ」と言われてるのは見掛けたし、どうなればもう少し遊び易くなるのかなぁ?と考えたくなる、そういう感じということで。

 おっと、いかんね。
 そんな訳で興が削がれてしまっている部分もあるとはいえ、まぁ一通り終えてみた感想は、やはりこんなものかなぁ、と(笑)。決して期待していた訳でもないけれど、前作を終えてから半年間、自分の中で勝手に膨らませてきた脳内妄想が抑えきれなくなってしまったのかもしれない(ぉ)。
 いやまぁ冗談(?)はさておき、今回のアイリは起動したての頃合いに設定された事で、より一層「幼い」キャラクターに設定されたかなとは思う。勿論そこは予想の範囲内ではあったけれど、そこからどう成長していくかなという部分は僅か1年ではこんなものかなと。
 例えば途中で単独外出許可が下りたところで、以後町中から掻き集めてきた情報をてんで好き勝手に解釈して披露してみせてくれるなど、学習は学習でもアイリなりの珍学習的な部分を楽しみにもしていた訳ですが、思ったよりも膨らまなかったのが実際。ペット絡みの情操教育のイベントなんかも以後の成長に大きく影響はするところなんですが、まぁそういう研究所の方々にとって重要なデータは一市民(プレイヤー)には本来どうでもよくて(笑)、あくまでゲームの趣旨は女の子と仲良くなる(好かれる)所にあるので、話の構成としてもこの辺止まりなのだろうなぁと。むーん、悔しいな(笑)。

 まぁ真面目に期待するなら素直にロボAI研究所を舞台にした単体ストーリーを考えるべきだろう、とは端っから分かっておりますがね。
 それに「AIの学習・成長」と一言で言ってはみても実際どういう物が自然、或いはそれらしくなるのかと。
 アイリの場合は、「これを知っててこれは知らないのか?」とかなり偏った知識に加え、更に会話間の整合性が曖昧な時もあって、まぁゲームシナリオなので面白おかしくという趣旨なのだけれど、ちょっと不自然なのは実際。個人的な欲を言えば、知識データは(故意にブロックされない限りは)一通り備わった上で「こう聞いてはいるがよく分からない」という形に徹底した上で楽しませて欲しかったなと思う。あくまで字面でしか得ていないものを実体験として見聞きすることで、それをどう解釈し学んで行くか、そういう部分を肩肘張らないライトなレベルで楽しませてくれればいいなぁ、とか勝手に期待してみたり。
 いやもうホント、キャバクラドリーミングなお喋りゲー全く関係無いよね(ぉ)。

 あともう一点、そもそもアイリのあまりにも現代離れした人型アンドロイドという設定は、「未来からデータ収集にやってきたアンドロイド」という当初の触れ込みがあった記憶が脳味噌の片隅にあるんですが、いざゲームを始めてみたら普通にそんな設定は消えていて「あれ~?」と思っていたもので。絶対この辺で期待してた部分あるよね、俺(笑)。
 それが今回改めて「未来から来たタイムエージェント」として新キャラのノノノが追加されていて、もしかして設定回収しきれなくてキャラ分けたのか?と。実際やっぱりというかアイリとの関係が露骨に示唆されているので、これは後でまたやってみるつもり。まぁ何かもうネタバレちゃった感じですけどね(いくら攻略ページでも他キャラのシナリオの事まで書いちゃ駄目だと思うんだけども>コメント欄)

 時間ネタという事でちょろっと考えたのは、グレッグ・イーガン「百光年ダイアリー」や、スタートレックVOYAGER #100 “Timeless” でのセブンのもろパクりで、アイリの電子頭脳に未来からのデータが送られてくるとかどうですか、と。いや情報の溢れるこのご時世、アイデアの出先なんて問題じゃなくて、その上で如何に話を膨らませるかが脚本の腕の見せ所だろうと。いいんだよ、少しはニヤニヤさせてくれよと(ぉ)。

 いやもうホント、キャバクラドリーミングなお喋りゲー全く関係無いよね(ぉ)。
 大事な事なのでコピペしました(笑)。