とか思ってるところに現れた検索ワード、
「ドリームクラブ アイリ 好きですか」
何ですかこのどう答えても何かしらのダメージを被りそうな全方位地雷型のデストラップは(ぉ)。
という訳で最近ロボ子ロボ子言いすぎてる我が空気を察したかの如く、チャンネルnecoが直球を投げてきたのでありがたく受け取って参りました。
「SoltyRei(ソルティレイ)」。(以下ネタバレ含みます)
リアルタイムというか本放送時に一度見ているけど、よくあるSFアニメ設定で終わったような記憶以外とんと思い出せないので今一度見直してみた。けれどもやっぱり最後は「あちゃー」というか何というか(失礼)。
過去に事故で妻子を失ったオッサンの元にロボ子が文字通り落っこちてきて何故か懐かれたのでそのまま
うむむ。これは、確かに見たことはあるんだけど逐一そのシーンを見るまで展開を全く思い出せない、その印象の薄さにも納得してしまうと言ったところなのだろうか、、。
ただ後半の、世界の成り立ちとその命運を何たら的な展開は別にこれに限ったことではないよくある大風呂敷だし、それのSFアニメ版ということで、元々SFのパイが絶対的に少ないアニメ畑では敢えて王道的なネタから攻めるという目論見もあったのだろうか。しかしだからこそ「SFアニメっていつもこんなだよな」と思われているだけなのではないかと、この手のSFアニメを見る度に毎度のように思う。
とまぁそんな訳で後半がアレなのはさておくとして。
だからオマケのDVD特典?にはちょっくら期待して見てみたら、ああうん確かに前半はこんな感じだったよねと。ロボ子が居ても居なくても話は成り立っちゃいそうなところも含めて(ぉ)。
いやまぁ、ロボ子がオッサンその他周りのキャラの人間性に触れながら人というものを学んでいくお話、ということではあるし。だからどちらかというと客観的な立ち位置に収まることが多い訳で。まぁもうちょっと(壁を壊すとかの便利屋以外の)絡ませ方をしてもいいんじゃとは思いますが。
むしろこうも出番が少ないと、ロボ子ということで抑揚に乏しい声優を選んでみたら文字通りにあまりにも棒すぎて出番を削られちゃったんじゃないかと、ちょっと勘ぐってもしまう(笑)。そうでなくても緑髪の主役とか(俺得以外の)誰得なの?って思われがちだしなぁ。
あとは性格的にただでさえ目立つタイプの上に、記憶を失って生き延びていた実の娘だったというローズの存在は流石に余計だったのではないかと。とか思ってたらあっさり死んで「ああそういう展開?、、、でもなかったような」というか「ですよねー」と結局生きていたヌルさは、近年の「主要キャラ殺しちゃった方が話題取れるよね」の風潮の今なら思い切ってやれたところなのかもしれないなと思いつつ。
そんな訳で、コンセプトは(その筋には)悪くなかった筈なのに(だからこそ当時も食いついたのだろうに)、中途半端にまとまっちゃった詰めの甘さは残念だよなぁと。せめてExtra話のような話作りで最後まで行けたらね。2クール枠予算でそんな地味なものは多分許されない業界なのだろうなぁ。
因みに今回は一度見た作品なのでExtra話の視聴こそを一応の目的としていたのだけれど、どういう訳かこれも妙に既視感があった。gyaoでやったみたいだし、そこでextraだけ拾ったりしたのだろうか。うーむ、結局は全部再度見直しただけだったんかい、という。まぁいいんですけどね。
いつものチャンネルneco選抜組らしく、何も考えずにぼーっと見られる週一の癒しタイムとしてはしっかり機能して頂けましたので(笑)。(<褒めてるのだろうかこれ)