なんか色々ありすぎて前置きネタも浮いては消えてでよく分からなくなりましたよ。
ってかこんなもん書いてるヒマ(余裕)あるのかって話ですが、まぁいいじゃないですかたまには。
CSで流れていた「ロボットガールズZ」。
元祖スーパーロボット時代の擬人化(美少女化)モノと、いわゆる今時な企画もいいところで、正直ネタ半分で見てみました。
というか流石にこの時代は自分も完全に守備範囲から外れていて、年の離れた兄貴でもせいぜい再放送を見たくらいじゃないのかなぁ。家にG1の玩具が辛うじて転がっていただけで、あくまで当時のヒーローロボット図鑑で「全然知らないのばっかり」と思いながらも名前と姿だけは触れたことのある時代。
なんでまぁ誰が可愛かったかとか問われると、うーんと首を捻りながら「あしゅらだんしゃく?」とか答えてしまいそうな感じであるのですが。むしろ元ネタとかどうでもいいというレベルで見られたのは良かったのかもしれない。何より10分という尺が手頃で、細かいことを考える前にドタバタだけを見て和んで終わると申しますか。
前から度々思っていたことではあるのだけれど、正直最近は5分10分枠のアニメの方が相対的に満足度が高いように思う。
30分というのは元々テレビ放送フォーマットの都合であって、その中で10分15分に分けて短編エピソードを詰め込むようなこともやっていたけれど(今もあるけど)、「一週間でそんな作ってられるか」って時代になるにつれ、薄い脚本をペースト状に引き延ばすスタイルが定着して今の今まで残る所があるように思う。
そうでなくとも15分が人の集中可能な時間の節目だという話も何処かで読んだし、それこそ個人的には「30分アニメって要らないんじゃないの」という暴言を吐いてみる。まぁ勿論、30分(や60分)の枠でこそ出来る話作りというのもあるし、全部が全部とは言いませんが。(ただそれを言うと洋ドラ・cartoonの方が圧倒的に枠に見合った話作りが出来ているという話もしてしまう所)
この先(といっても当面テレビ配信の力は強いけれど)配信媒体の形が変わってくるにつれ30分の枠組に拘る必要もなくなるのかもしれないし、もっとコンパクトに楽しめる作品作りが増えてくると良いなぁと思いつつ。
まぁ5分枠じゃ1クールが円盤1枚に収まってしまって売上が悪いって話になってしまうのかもしれませんが(ぉ)。でもなぁ、5分枠なら一人で主な仕事をやっちゃってそうなのもあるし、それこそ漫画原作とかなんて元々一人二人で作ってるものなのだし、同じく少人数(=低予算)体勢で作る方が合ってるんじゃないのかなとか思ってみたり。どうだろね。
意外に話が延びてしまいましたが、
見ていて若干感心(?)したのが、今時ならこれ明らかに見せてるだろうという動きのカットを描いておきながらも不自然なまでに隠す「鉄壁スカート」。(主語目的語の隠蔽)
なるほどこれがジェネレーションギャップというものですかと(ぉ)。
とはいえ、ヒーロー物の定番ともいえる「ピンチ回」でわざわざ服をひん剥いてからボコるという演出に、「ああ、このために取っておいたということね」と思ったのも束の間、股割き連続チョップに始まり顔面お岩さんのフルボッコ状態のインパクトの方が大きすぎて、ああなるほど、やっぱりこれがジェネレーションギャップというものですかと(ぉ)。
でまぁオチとしましては、
「ロボットガールズZ」という響きから真っ先に思い浮かべたのは「パワーパフガールズZ」(ぉ)。
同じ東映アニメーション製作ということで、あの時もこれくらい本気を出せていたらなぁと。
ただセルフパロディと外様とでは遠慮の仕方が段違いというのはありますが。実際、PPGZの後期OPは「やっと本気出せたのか」と言われていたと思う。まぁ難しいですね。
などと、
「モルダー、あなた憑かれてるのよ」ってことで一つ。