ロボ子新顔

 さて、今回は準備に手間取ったもので時が経つ間に前振りネタも浮いては消えて、果たしてどれを持ち出そうかというところ。
 去年の今頃は正に意味不明なしっちゃかめっちゃかの状況でしたが、今年はそれに比べれば断然穏当ではあるものの、のっぴきならないというか昨年の二の舞にならぬよう(※)備えようとすればこそ全く油断ならぬ状況といったところでありまして。(※二の轍を踏むと書いてATOKに誤用を指摘されました(ぉ)。)まぁいつもの如くキルン(コピー人間製造器)があれば少なくとも俺自身は平和になれるのに、と遠い未来に思いをはせながら(ぉ)。
 そんな訳で、「これが終わったら今度こそドリクラ(の残り)やろうかな」という(なんか色々な意味での)死亡フラグを無意識に立ててしまいそうになった今日この頃。せめて精神と時の部屋に籠もってドリクラ実況全制覇したいですね(ぉ)。

 ということで溜まりに溜まった録画の消化も完全に周回遅れで世間の流れなぞ何処吹く風。
 今更の反応ですが、いやぁ、ミラちゃんかわいいね!

 漫画原作の「Dimension W」アニメ公式
 近所の本屋でも随分前から推されていたので興味は抱きつつも、kindleのお試しは例の如く短すぎて全く役に立たず、どうしたものかと保留するまま時も流れてアニメ化が決まったもので、そのままお試しの機会を待っていた次第。(実際「まぁこんなもんか」となることも多いしね)
 それに単行本の表紙絵がボディペインティングのキャラクターイメージで固まっていたので、何だろう、「案外、異次元生命体の能力バトルみたいなもんなのかな?」くらいの警戒心のままでいた訳ですが。ふと昨今の表紙を見たら「これロボ子じゃねぇか!」(ぉ)
 次元Wの発見・活用によりエネルギー革命を起こした世界という、近未来SFモノでした。そしてある博士の遺した謎の最先端ロボ子ミラが、実にいいロボっ子ぶり。
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 うちは地上波のキャプチャ環境がないので仕方なく自分で描いた、という建前で。
 ノリと勢いで早々に企画を立てたはいいもののいざ形に起こすとあれなのはいつもの話で。「うん、まぁ、うん」の言葉の中に物凄い量の残留思念が籠もっているとお考え下さい(ぉ)。(話が540度くらい逸れるので割愛)

 それはそれとして、「また頭に変なの付いてる」って話ですよね。今回は耳と尻尾。
 ドリクラ・アイリといい、コンバットさんといい、我が脳内中枢部に鎮座するロボ子トレンドがどれも「人間の頭に如何にもすぎるロボットデバイスを着けたもの」になってしまっていることは気にしていたもので(注:初瀬野アルファさんはレジェンドすぎて別枠)。そこに来てまたこの路線かよと。
 そうでなくとも前述のように今回はヘッドパーツでロボ子と認識している訳ですが。いやだからつまり「絵的に分かり易い記号演出」ってだけの話なんですよ。別にこの如何にも感がいいと思っている訳ではないのだけれども、単純に形式化しやすい点は否定するべくもない。
 折角これだけ人間の外観を模しておきながら何でこんな如何にもな異物が付いてるのか、って冷静極まる突っ込みが大きい訳ですが、強いて言うなれば「内蔵型以上のより高性能な外部拡張デバイス」として、つまりそれだけ「人ならざる機能を有する」象徴としての役割を果たすと(まぁそれが何故センサ系に偏るのかという話はありますが)。後はそういう外部拡張にしたからには折角だからと作り手のデザイン趣味が反映されてこそのケモ耳だったり尻尾だったりする訳で。現実に、この国には空気抵抗ブレーキという名目で新幹線に猫耳を付ける企業があるんですから(ぉ)。

 とまぁどうでも良い言い訳を一度書き並べておきたかったもので。
 ついでに言うと、今やこの手のロボ子デザインの大御所に位置するであろう東鳩マルチはこの歳でありながら実はよく知りません。
 今となっては触れておいた方が後学のためだったのかなと思うこともありますが、如何せんあれはなぁ。某PC雑誌でエロを削ったPS版について熱く語ったライターの姿を見せ付けられてしまい。(近しい立ち位置の人間として)トラウマにもなるよあれは、うん(全く笑えない)。

 もっとも今回のこの百合崎ミラに関しては、ロボ子とは言ってもAIというより全身義体と有機脳によるいわゆるサイボーグに類するものなのかという気はしてますけどね(本人が知り得ないだけで)。まぁロボとしての自らの身体機能をうまく扱ってる点は非常に面白いので、それだけでも。
 ただお話の方は早くもストーリーモードに突入して出番少なめっていうか、そもそも主人公ではなくて1キーキャラクターなのでしょうがない。
 取り敢えずアニメ見終わったら原作読みます。販促貢献できたねよかったね(笑)。