さて、敗戦処理を致しますよ(えー)。
Retro ThinkPad改め、ThinkPad 25発表。
リーク通りですね、はい終了です。ありがとうございました。
とほほ、、。
先月にリーク画像でベース機種が特定されてからというもの、皆でガッカリしてとっくの昔に敗戦ムードだったので、今更痛くも痒くもないただの結果報告みたいなものなんですけども。
まさかね、ショボい型落ち機に7段キーボードを載っけただけの機種だなんて、流石にここまでは想定していませんでしたよ。これは自分には買う価値は全く無いので見事に掌クルーいたしますよ。ええ、誠実さの徳(というよりも名誉の徳かな)は失われようが致し方ない(Ultima4:久々唐突なので一応)。
(ついでに言うと、社用と私用でレイアウトが違うのは嫌なので2台揃えるの?って話にもなるし、様子見してから買い足すにも限定品じゃあ後で買えないし駄目だろ、と元々購入の難しさはあったところ。無理に買う意味は無いのが実情。)
今回は「煽ったlenovo広報とブロガーが悪い」とも言われていて、実際自分もすっかりその気にさせられたと被害者面をしたいところですが、それを真に受けて二次的な戯言をネットの片隅に放流した自分もまた同罪なのかとふと気付いてしまいましたよ。何てこった。そんな訳で「私が愚かでした、御免なさい」。
自分は元々、X200sという軽量モバイル機の代替品をずっと待ち望んでいたというのがあって。社用PCは一足先に見切りを付けてのX1C2017(gen5)で、12inch(WXGA+),1.2kg → 14inch(FHD),1.1kgという風に見事なグレードアップを果たしてきた今があるので、7段パンタグラフ搭載ということで多少のトレードオフは考えるとしても、まさか同14inch(FHD)で1.7kgとかないわー、なさ過ぎるわー、という話。当初の話にあった16:10液晶とかも何一つ無い、他機種と同レベルで本当にキーボードが違うだけ。それだけの為にこんなでかくて重くて嵩張る旧筐体というのは流石に耐え難い。
そりゃ攻めに攻めたX1Cベースなんてのは甘すぎる夢だろうとはいえ、今はT470sなんかも1.3kgちょいまで落ちてきているのでその辺を目安に考えていたら、sですらない旧型のT470ベースでまさかの1.7kgですもん。誰得と言われても仕方あるまい。(T470は国内展開していなかった機種なので情報に疎かったのも盲点)
まぁ考えてみれば、2年前に始まった企画なんだから2年前の機種が出てきてしまうのも致し方ないのか。別に2年掛けて設計してましたという訳じゃなくて、ただ2年後の25アニバーサリーに向けて企画を進めたというだけであって。実際は適当に型落ち機種を使い回して中身を入れ替えるだけの、簡単とは言わないまでも意欲はまるで感じられない手抜き仕事。散々煽ってこれかよ、と(甘い夢を見ていただけの愚かさを棚に上げて)怒りをぶちまけてしまう気持ちも分かって頂ければと思いたい。大体、あの思わせぶりなアンケートは何の意味があったんだよ?と。
因みに言うと、この企画を立ち上げてくれたDavid Hill氏、先の6月の発表の直後に辞めてるんですよね。この時点でもう暗雲は立ちこめていたんですが。悪く言えば「逃げた」のか、良く言えば「(あまりの不甲斐ない結果に)いたたまれなくなった」のか。多分頑張ってくれたろうしきっと悔やんでもいるだろうから個人を悪く言うつもりは無いですけれど、結果を残せなかった事実は覆らない訳で。
むしろ、中途半端な企画でユーザを諦めさせて「なんだやっぱり7段売れないじゃないか」という作為的な統計に用いられないか、と疑心暗鬼にすらなりますよ。まぁ買う人は買うだろうと。1000台限定なら流石に売り切れるでしょう。1000台だけってところに期待の無さも窺える気がしますけどね。
結局のところ、ただの旧来マニアを黙らせるだけの回顧企画でしかなく。加えて日本版は下らないオマケで馬鹿にされている感すらあるけれど。所詮記念モデルとはこういうものだったということだろうね。
でもね、こんなものはレトロじゃなくて、ロートルだと思いますよ。
Retroならぬ~って書こうとしてスペルを調べようとしたら、ロートルって英語じゃなくて中国語だったんですね。「老頭児」。漢字の当て方が直球すぎて中国人手厳しいなー、と(笑)。
などと止め処なく愚痴がこぼれてしまいますが、
結局のところね、「ゾンビが墓に還っただけ」のことですから。
ショッピングモールでの銃撃戦なんて最初からありませんでした。
ザオリクはやっぱりDQ2基準だった模様。
等々と。
自分はもう次のX1C2018の情報を見てから、2017を買うか(更に待って)2018を買うか、そうとっくに腹は決まっておりまする。
強いて言うなれば、これを機に通常モデルに7段レイアウト(アイソに旧配列)が導入されるという奇跡の仕事をHill氏が残してくれていれば大感激ですが。流石に遠い夢物語に過ぎないし。もちろん1ミリでも可能性があるのなら両手を挙げて大歓迎いたしますけれども。(折角なら最後期のDelキーのでかい改変7段はやめて欲しい。これも今回萎えた要因。)
あるいはもっと現実的なところでは、7段パンタグラフを搭載した無線キーボードモデルかね(無線化と6段化が同時だったので7段は無い)。これはこれでノートPCとは別に欲しいので。記念品なんてこれで良かったんじゃ、って気すらしますけども。