さて、やると決めたからにはやるシリーズ、
なんですけどもいざ始めたところで勢いが続かないものでしてね。
実際は今月どころか先月のネタなんですけども、それはそれとしてぼちぼち片付けていきまする。
この前、amazon videoを見ていたらPS3のファンが早速唸り出しましてね。蓋を開けて中も見てみたけど別段埃が詰まって酷いことになってるとかそんな訳でもなくて。しょうがないからおまじない程度に目に付く埃は取っておいたけども。この程度で熱暴走っぽくなってしまうとか、流石はソニー、相も変わらずのハード設計だなぁと。
いや、っていうかお前いつPS3手に入れたんだよって話なんですけども。
amazon primeに入ったからにはvideoをTV画面で見られる環境を整えようと。miracastの類でもいいんだけど色々微妙な所もありそうだし、こういう時こそ高機能化してきたゲーム機の出番じゃあないですかと調べてみたら、今の最新世代で対応してるのってPS4だけじゃないですか。箱oneなら思う所もあるので買っても良かったのに(次点でswitch)。PS4なんてドリクラ・ホストガールオンステージしかやるものねーじゃねーか、とかすっとぼけてしまうところ(注:チャロン発表前時点)。
しょうがないので、そういや過去に対戦サーバを立てる為にPS3を複数台所有している友人が居たなと、話を持ちかけてみたらまだ残っていたようなので半永久で借りるというか飲み代で譲って貰ったという感じ。
因みに言うと、過去にドリクラGogo.を「PS3無いから」と保留決め込んだ時にこのカードを切らなかったのは、「流石にその目的を当人に知られるのはキツい」(そこまでしてでもない)というのが実情でした、はい(笑)。今回本体を調達したのはあくまでamazon video再生の為ですからね。まぁ勿論、本体を手に入れちゃったからにはその内Gogo.もやるとは前もって白状しておきますけどね(ぉ)。(※マジレスするとゲーム自体やってない昨今、優先度は流石に低いですが、PS3が壊れてしまうまでにはやるんじゃないかな、多分)
と、前置きが長すぎてイカンですね。(ここまで前回の雑記エントリで良かったとすら思う)
amazon video視聴環境が一応整ったところで早速見てみました、「AVATAR」。
初3D映画でもなければ、ルの付くブリタニアの聖人でもありませんよ。映画版は題名が被るから「Airbender(エアベンダー)」に改名させられた方の、cartoon原作のAVATAR(アバター)ですよ。(>wikipedia)
ニコロデオンという日本では厳しいCS局での放送だっただけに、S2まで放映したところで撤退してしまいS3はずっとお預けを食っていたんですが、ここに来て唐突の復活。まぁ多分「安く仕入れられたから」ってのが半分(笑)、折角途中まで放映したからと残りも吹き替えを付けて復活させてくれた熱心な関係者が居てくれたんじゃないかなというのが半分。実に有り難いことで御座います。
禿坊主と弁髪王子の野郎二人は別に描かなくていいよね、の図。
(折角だから描いてみることにしたは良いものの、最近は現実を思い知れば知るほど手の進みが非常に鈍くなりまして。その手のスレで見掛ける、下書き~仕上げまでのテンション推移グラフのネタを実感しつつある今日この頃。まぁ一度描き終えてから更に半月保留してたんですけども。
尚、今回の(実力以外の)反省点としては、主線を普段の線画用のラフ筆そのままで描いてしまったことですね。cartoonベタ塗りとの相性が最悪すぎた。)
流石に間が空きすぎて、吹き替えキャストも主人公含めごっそり変わってしまっていたけれども、カタラとサカの主要メンツが続投だったのは大きな安心要素。あの拙(つたな)さの残るナレーションから始まったときはホッとした(笑)。
思えばもう10年近く経ってしまうのか、当時cartoonがアニメ風作画を取り入れ始めた頃の物で、但しアクション作りはあちらのcartoon式というハイブリッド感溢れる作りも今となっては懐かしいかな。最近こういうアクション系cartoonは下火になってしまっていたので久々に楽しめた。
この作品の面白いところは、水土火気の4元素を操る術が主役級だけでなくて一般兵にも浸透している世界なので、普段から独特のアクションが満遍なく展開されるところ。
もちろんイオナズンやギガデインを唱えるのは主役級だけというか時にチート級の活躍もこなしてしまうけれども、その他一般の唱えるベギラマ戦闘にもそれなりに見所がある。科学技術を4元素の操術に置き換えた形の攻城戦は、アニメーターの創意工夫が見られて実に興味深い。そして何よりそういうアクションが毎話のように注ぎ込まれる所。
特に主メンバーのトフなんかは、盲目というのも手伝って普段から手足の代わりに術で日常の動作をこなすのでとにかく術アクションの塊というか、毎話アイデアをぶっ込んで楽しむよという方針が凄くいい。(喩えるならTeenTitansのレイブンだけど、これもcartoonか。あれに至っては手足なんて飾りですよと言わんばかりに浮いて移動して物は全て魔術で動かす徹底ぶり。手足退化してるだろという。)
そんな訳で、S3の21話だけだとあっという間でしてね。
昨今のアニメで言えば2クール弱の長さで十分にまとまったプロットではあるんだけれども、元々長期で構成される洋物の番組としてはという話で。特に最後のメンバーたる火の王子が加入してからラストバトルに向けての畳掛けが早くて、もうちょっとゆっくり楽しみたかったという思いはどうしてもあるかな。
この辺、実のところは「水の巻」「土の巻」「火の巻」と来て当然「気の巻」の4シーズン構想だったんじゃないの?というのがある。もっとも打ち切りなんてお粗末なものじゃなく綺麗にプロットは組まれていたし、(元々主人公が将来最強となる前提の上で)明らかに準備不足のまま突入するからこそラスボスの強さが引き立つというのもあったけれども。それとはまた違う展開があったのかなぁと。
そもそもがアジアの少林寺モチーフで禿の小坊主が主人公というのはちょっと絵面的にアクが強すぎたのか。その他弁髪組も含めて皆がS3で髪が生えたのはテコ入れあったのかなぁと思わなくもなく。だからS3で畳んだ後の続編は女の子主人公できっちり4シーズンやりきりましたよと(笑)。こっちも是非とも輸入して貰えないものですかね。
という訳で、今までcartoonってのはCS主体で視聴手段も限られていたけれども、こうして固定課金のネット配信で見られる時代になってきたので、折角だから皆さんついでに見てみましょうよ、というお話でした(笑)。
まぁもう10年前の作品だし、上に述べたように主人公の絵はアニメ目線ではいまいちだけど、トフ(画像右)は生意気カッコ可愛いし、カタラ(画像左)も歳相応にまだ拙さの残るお姉さんポジションという所にボイスがマッチして実に微笑ましいので、その辺から見てあげればと。
こういう調子でcartoonもネット配信で増えてくると嬉しいんだけどね。ぶっちゃけCSはもう下火なので、残る牙城がCartoonNetwork(とDisney)くらいになってるもので、この先難民になりかねない。いっそCNも割り切ってネット配信系と提携してくれればいいのだけれども。
あるいはNetflixがMLP(MyLittlePony)を入れてはいるけれども、最近Voltronも入ったらしいから、その辺目当てにしてみるかなぁ。
などと、そろそろ視聴契約の見直しが必要になってきて悩ましいところ。