洋ドラ色々

 時間が無い、、。流石にこれは予定変更だなと。
 この時期は例年の如くで「一年で最も真面目にやらなければならない日」みたいな物になりつつあるので、色々とそこそこに「やると決めた事だけはやるモード」に入りつつ。
 ただまぁ現実逃避はするよね、ってことでここ最近はアホみたいにポチポチやっておりました。タブレットとかタブレットとか。まぁセールを見掛けて勢いで買った所も大きいので動作確認だけ済ませてまた来月にみたいな所だけど。androidタブと液晶ペンタブ。
 どんだけ散財してるんだよと思いますが、まぁ政府が10万円くれるって言いますし。溢れてるけど。どちらも海外企業と海外販売業者にばかり金が流れてますけど。この国賊め!と。

 「国賊」発言と言えば日本太平洋合衆国憲兵隊の木戸警部ですね。>洋ドラ版「高い城の男」wikipedia
 何のかんので興味深く見ていたのだけれども、最終シーズン(S4)の唐突なポリコレねじ込み大勝利には流石にガッカリさせられた。近年酷くなっているとは聞いていたけど、昨年2019の時点でこう。(まあ詳しくは皆々様のレビューで語られている通り)
 見ている最中でこそ失笑しながら流していたつもりだけれど、ただ思い返してみると、そして昨今のリアルの騒動と照らし合わせて考えると、流石に腹の一つも立てたくなる。ホントあんなもん「当人らが満足する為だけの糞シナリオ」だから。

 以下、細かい話はしたくないので色々さっ引いた上でのコメントだと前置きしておきますが、
 結局、端から言わせればこの反応が全て。流石にここまで口悪く罵ることはしないけど、、。
 あれは差別などと都合の良い言い回しをしているけれど実際は「対立」なので。内紛は自分達で解決して下さいとしか。長年の根深い問題なのは分かっているけれど、それを都合良く誤魔化してきたツケでもあるし。(国レベルではお互いブーメランみたいな話も一杯あるだろうけど)
 強いて言うなら、自分としてはこの騒動に異を唱えて逆に処分を喰らわされてしまった側コレとか)こそを支持したい。いつかこれが間違った歴史だったと気付ける日が来るといいですね、みたいな。

 などと、ただの「ガッカリラストシーズン」で済む筈が、何でこんな不快な問題に巻き込まれなければならないのかという事こそが怒りの根源。
 分かり易く言えば、こちとらIFを楽しんでるのにどうでもいい現実持ち込むなよクソが、と。

 ともあれ諸問題はさておいて、ガッカリ展開と言えば「ウエストワールド」のS2。wikipediaレビュー
 「これは酷い、さんはい、~~」みたいな感じでどうぞ。

 これこそS1は面白かったのですよ。個人的大好物のAI物だし。「記憶が無ければ間違いを学ぶこともできない」等々さりげない言葉の積み重ねも非常に興味深い。
 AI・ロボット物は手垢が付いているといえばそうだけれど、だからこそ現代版のシナリオとして楽しみたかった。それがS2でこうも陳腐化するとはね、、、。予算が掛かりすぎて色々削った結果なのかなぁ。
 作中で喩えるなら、S1が創業者ロバート・フォードが手掛けた脚本で、彼を追い出してあのシナリオ部門長がドヤ顔で書き換えたのがS2。

 まぁ洋ドラといえど、結局は連続放映作品の常で展開がグダることはままある、だからこそシーズン単位で分けて楽しむくらいの割り切りが必要なのだと、改めて学んだ気持ちではありますが。
 ただ如何にシーズン単位でキリは付けるといっても連続ストーリー物だと「この先どうなるか」も一つの楽しみなので、「続けた結果がこのザマよ」みたいになるのは辛いものだなと思い知らされたこの頃でした。

 そういう意味では「エレクトリック・ドリームズ」wikipediaレビュー
 そうそう、こういうのでいいんだよ感が半端ない(笑)。
 短編SF集でPKディックらしさに充ち満ちた良いドラマ化。
 如何にもなディストピア的な話も多く、ハッピーエンドもあればバッドエンドもある、どちらの結末に転ぶのか最後まで見せる話作りもPKディックらしいのかも。
 こういう所で後先を気にせずに話を思い切って振れるのは、一話ごとに舞台も登場人物もまるっと変わる完全に独立した短編構成ならではと思う。それだけに製作の準備も何気に手間が掛かってそうだけれど、毎度毎度面倒くさそうというか(笑)。そのくせそんなに受けてなさそうというか(汗)。

 いやーでもほんと、こういうのでいいんですよ。
 ぶっちゃけウエストワールドS2を見た直後の憤怒は綺麗に押し流されたもの。
 高い城の男S4はその後に見たから、、、また何か洗い流せるものを探さないとですね。(スタートレックは敢えて後回しにしてある。悪くはないみたいだけど。)

 そんなこんなで、ぼちぼち洋ドラ大消費大会と洒落込んでいたこの頃でもありました。