EDF5(再)クリア

 いやー、K2おもしろいっすね(現実逃避)。
 ちょっとした怪我とかでもきちんと医者に診て貰うのは重要だと思いました。
 よく言われるじゃないですか、「病院に行け、頭のだぞ」って(マテ)。

 さてと先日の話ですが、ようやっとEDF5、PC版再プレイで全兵科HARDクリア完遂しましたよ。適正武器レベル縛りの条件で。(取得可能レベルは正確には分からないのでオン制限を基準に。アーマーは面倒だったので育った値のままだけど)

 DLCは流石に折れてレンジャーのみ。それも最終面で折れそうになってNORMALで妥協して終わりにしてしまおうかと大分様子見してたけど、最後にこれ試してみるかって戦法がようやく当たって大勝利。HARD全クリアとなります。
 一時諦めかけていた間、歯切れも悪くなってしまったものだから代わりにDLCのINFでブレイザーとバスターショットを掘り当てて威力を堪能するところまで済ませましたけれど。それはそれで全然出ねぇ!、出ても強くならねぇ!、って散々やってましたが(苦笑)。
 そうこうしてアーマーが育っていた分に最後助けられたのは若干あるけれど、勝ちは勝ちである()。(規定の武器でどうミッションを切り盛りするかの組み立てまで出来れば満足なので。アーマーはある程度の保険というか)

 結果としてやろうと思ってた事は一通りやり終えて、最後の最後にDLC最終ミッションを突破という段取りになったので綺麗に終わった感じです。長い、長い戦いだった

攻略wikiより引用、
心と時間に余裕のない方にはお勧めできません。
 うん、そうだねってなりました、、、。


 以下、今更ながらに個人的なEDF5感想となります。コンシューマでは既にEDF6も出て久しいこの時期だというに。というかネタバレ回避のため一切EDF6の情報は得ておりませんので、今更何言ってるんだ感もあるかもしれません。

●ストーリー
 いやもうね、HARD帯ともなると一面一面真面目にプレイしないととてもクリアできなくて。それを週に4,5面くらいずつ、それでも*4兵科で実質20面くらいと考えれば相応のプレイ量なんですが、それを何週何ヶ月と続けてもちっとも終わらない。そんな時を経るごとに苛烈さを増してしんどくなっていくプレイ体験と、作中の徐々に疲弊し追い詰められていく地球人類の有様とが脳内で完全にリンクしておりました。

 これは当初NORMALで初クリアした頃にはおよそ味わえなかった感覚。
 PS版当時は(長丁場でダレも来てて)一部HARDクリアで稼いだ武器をNORMALに持ち込んで安楽クリアしていた部分もあって。それでも楽勝になりすぎて少し抑えたくらい。だから「俺が出た作戦は全部勝利してるよね?」「まぁ大局的には負けてるんだろうな」くらいの作中ドラマとの温度差はどうしてもあったところ。いざクリアしたら地球人類の残り僅か1割とかテロップで伝えられて「そんなに」ってなりましたもん。

 それが今回はしっかりと「分かってる、人類はもうダメだ」「我々に勝利はないが、敵は道連れにする」、そういう現場の雰囲気を身近に味わえましたから。それこそ訳の分からないものにすがり始める情報部員に「絶望と向き合うのは難しい」と否定も批判も出来ない作戦司令の言葉が重く響きましたよ。
 このゲームのストーリー、地球占領とかいう生易しいものじゃなくて、地球文明全抹消というガチガチの殲滅戦争ですからね。そういう殲滅SFでここまで一方的に追い込まれる、それも長丁場のゲーム体験を経てというのはなかなか無い経験で非常に楽しませて貰いました。それでも僅かな勝利で逆転をもぎ取れるのはゲームの都合ですけれど、あまりにも辛勝だったと思えれば。
 終盤の大怪獣決戦を乗り切るもそこで戦力は使い果たして僅かな残存兵力を残すのみとなった中、勝ち確からの舐めプで降りてきた千載一遇のチャンスに遭遇したコマンドシップを単独撃破で大将首が討ち取れたのも、画面の外でマザーシップ群の集結を食い止めてくれた人類総火の玉作戦のお陰だと思えれば良し。「誰も居ない地球を守って何になる」「それだけの価値はあるのです!」と。
(というか、いやぁDLCでマザーシップ10隻全結集ミッションとかやられなくて良かったですわ(笑)。もう全部あいつ一人でいいんじゃないかなすぎる。)


●DLCミッション
 ただそれだけに、DLCがまさかのストーリー無しだったのには正直ガッカリでした。デジボク、EDF4.1と共に楽しませて貰っただけに。
 通信一つ無いどころかミッション説明もタイトルすらも投げやりの事務的な作りには、「俺等はガチプレイのミッション作り込みが出来ればそれでいいんだよ!」という製作側の声が聞こえてしまったというか。

 まぁ現実問題としてもしかしたらそこまで予算が下りなかった(DLCはマニアしか買わない)というのがあったのかもしれない。
 ただせめて増援タイミングを知らせてくれる点だけでもやっぱり通信の有無は全然違うんだよね、、。
 正直、この割り切りすぎた仕様と飛び抜けた難易度の兼ね合いで「もうDLCは(買わなくて)いいかな、、」って思っちゃいましたもん。
 果たしてEDF6ではどうなりましたでしょうか。


●オペ子
 あと因みに、絶賛ヘイト溜めまくりのオペ子さん。
 当初NORMALクリア後の記憶では「悲惨な状況の演出なんだから皆そこまで邪険にしなくても」とは思ってました。実際再プレイしたら「あ、こりゃヘイト溜まるわ」ってなりましたけど(汗)。
 ただ上記のように割と劇中とシンクロプレイ出来た身としては、それこそ司令部の人のように「致し方ない、、」という気持ちにもなれるんですよ、一応は。

 ぶっちゃけあの子、お偉方の娘とかそんなでしょう。ストーリー中盤で人類の劣勢が見えてきた辺りで「EDFの後方部署に入れときゃ無事」みたいにねじ込まれた娘さんなんだと思います。このストーリー作りならそういう設定があっても不思議ではないかなと。
 だって現場のエースに宛がわれた有能オペレーターかと思いきやとんだポンコツで、遅刻はするわ夜間作戦では寝ぼけるわ。まぁ情報部の少佐もここまで至らない子だとは思ってなかったでしょうけども。そんなおよそ軍属に相応しくない(たぶん)一般人だからこそ、戦況を目の当たりにして絶望もするし発狂もする。そういう演出意図なんだと勝手に思っております。だから皆あんまり苛めてやるなよっていう。

 ただまぁこちとら必死で戦っている中で「何とかして!」とか耳元で騒がれると流石に、「お前ちょっと黙ろうな」って首トンでもやって欲しくなる瞬間はありましたけれども。あの子は休ませましたって。そんな子でも一応「これ見てください!」ってコマンドシップのバリアの弱点を見付けるくらいの仕事はできるんですよ。まぁ見れば分かっちゃうんですけどね。

 実際プレイヤーにはこの印象が尾を引きすぎて、デジボクで似たようなオペ子絶望演出が入っただけで敬遠されていたのは痛かった。そこから立ち直るところまでのストーリー演出なのにねっていう。
 この辺、匙加減というか調理の問題であって方向性としては決して嫌いではありませんでした、という書き残しとしまして。ウザい子だったのは認めます(笑)。


 あ、あれこんな話を長々書く筈ではなかったのに。(まぁ楽しかった模様)
 今回4兵科プレイを通して当初よりは随分理解も深まったので、「敢えてHARD帯での感想」というのを書いてみたいところもあったんですが、ちょっと時間もなくなってきたので以下省エネモードで。(あんまゲーム性に突っ込むのも難しいというのもあるんで)

 HARDEST以降は多少囓ったけどぶっちゃけ敵味方双方のインフレ合戦なので、ゲーム性としても割と先鋭化してしまっている面がどうしても出てくるところ。一方NORMALでは敵は弱いが自軍も弱い、丸まった鉛筆の芯みたいな遊びにはどうしてもなってしまうので。その意味でもHARD帯くらいが「ミッションクリアを頑張る」程良いバランスのゲーム性に収まっていたんじゃないかとは思ってます。(DLCはともかく本編は)
 まぁHARDEST以降もこの先尖っていくからこそまた出てくる一面というのも勿論あると思いますけど。
 少なくともこのHARD全クリアで一応一通り丁度良い遊びが出来たと思って非常に満足しております。

 だからこの勢いでEDF6もやっていきたいと思っている訳なんですが。

●アイテム回収
 はい、やはりこればっかりは個人的には受け入れ難いのです。
 今回も自動回収MOD(拙作)がなければ絶対にここまで続けることもなかったとは断言出来る部分。そもそも一度PS4版で頓挫しつつ再開してもすぐ嫌になってデジボクに逃げたのが始まりなので、、、(参考)。

 何せ、全兵科HARD一通りクリアするだけでもこれだけ時間掛かってるんですよ。この上、更に「敵を残して回収して回る」だとか、取りこぼした分は「稼ぎ面で回る」だとか、そういう所までをプレイ所要時間として求められてしまうと、自分みたいなたまにゲームをするくらいの人間にははっきり言って辛い。何をどう取り繕ったところで「余計に掛かる作業時間」としての性質に変わりはないですからね、、(苦笑)。

 まぁスタッフ自身に根強い嗜好があるからこそ残っているんでしょうけども。ちまちま集める瞬間が好きとかそういう人それぞれの好みまでを論じる気は当然ありませんので。(逆に解して言えば、そこが好みではない人間にも選択肢を与えて欲しいので)
 ですから、せめてEDF6のPC版も(少なくとも此処だけは)下手に改造対策とか入れないで見逃して欲しいなー、と思っております。お願いします。

 という訳でPC版が出たら(出してくれるよね、、)回収MODを作るのが大前提となっておりますが、ただもし仮に出来ても、いの一番に配布するのはあまりにも失礼なので少し公開時期は見送ろうとは思ってます、自分は。非公式である以上は一線を弁えないと駄目ですよねと。
 それくらいの温度感でやりたいので何卒見逃してください、お願いします。(できれば今作と同じコードの使い回しで解析しやすいようにしておいて欲しいなー、、、)

 という言葉をこんな所だけども書き残しておきたいが為に、このエントリを書き上げたとも言う。