しかしこればっかりは個人的に触れない訳には行かないシリーズで御座いますので。ここは俺の日記帳(ぉ)。というか過去散々クダを巻いておいて今回取り上げずに何とするという感じです。
そんな訳ではい、実写版「トランスフォーマー ビースト覚醒」。
勿論初日と翌日に字幕・吹替視聴済みですが、ちょっとあれこれやってたら出遅れてしまいましたね。
皆、こんなとこ見てないで劇場見に行ってあげてね(笑)。
以下、今回は割とネタバレに類する話題は避けて書けているかとは思いますが、
いやもう今回は十分満足な出来なので、私如きが余計な事を語る必要もありませんよ。
誰しも言ってるだろうけどミラージュ良かったよね。ミラージュ、ミラージュ、ミラージュ、皆ミラージュの話ばっかりだ!とかビーが拗ねちゃいそうなくらい、最初から最後まで全部持って行きましたよね。
いやもうとにかくミラージュのキャラクター描写と物語上の立ち位置が完璧の一言に尽きるので、「うん、これがTFですよ」という他ない。
前回から見えていた「TFを登場人物として描く」路線が完全に確立して、前回の課題(過去記事)だったビーの台詞喋れない問題も今回はミラージュが人間主人公の相方を務めることで無事解決。
とにかく異星の金属で出来たロボット種族が地球人と絡みながら話を進めていく。時にふざけて時に悩んで時に暴れる、これがTFだしこれでこそTFなのですよ。という感じでもう見てるだけで勝手に盛り上がっておりましたわ。
まぁ強いて言うなれば、メインストーリーと場面展開自体は「いつもの(笑)」と言わんばかりの雑な脚本のアクション映画ではありましたが。「そろそろちゃんとシナリオも練られた映画が見たいな」という欲が出てきたとでも思えれば、今後により期待も膨らむ話かもしれませんね。
それにしても、地球を守るとか母星に帰るだとか、各々が自分の目的だけで動いていたメンツが単に協力するというだけではなく、ユニクロンという宇宙規模の脅威に立ち向かうために皆で手を取り合う、だからこその “Till all are one” →「宇宙を一つに」は妙訳なんだよなぁ本当に。
地球人の物語ではなくて、地球人とTFという異星人、サイバトロン人と今回は別星出身のマキシマルズも、皆等しく生きる宇宙の物語なんですよ。
この点、今回は字幕が「直訳に過ぎるな」と思う事は多々あって、意味は分からないでもないけどしっくり来ない感じで字幕版ではいまいち乗り切れない部分もあった所。吹き替えの方が(二度目で内容分かってたアドバンテージを加味しても)、すんなり台詞の意味が頭に入る内容になっていたかと思います。
あ、はい、私も「吹替版を見るかは評判を見るまでずっと悩んでいた人間」の一人で御座います。
この問題はね、20年前のやんちゃが禍根残しまくっちゃってますからね(苦笑)。
まぁ一言で言えば今回は「問題ない」です、はい。
ここはこの先出るであろうプレダコンの(ビースト)メガトロンがどうなるかを見てからが本番の話ですよね(苦笑)。あの人も真面目にというかきちんとやってりゃ相当上手いのにね。
その点では「飛田がスカージ役」と聞いてこれは安心だろうと見に行きましたからね。
色々な役がやりたければ色々な作品に出ればいい、基地外をやりたければそういう作品に出ればいいんですよと。「少しは仕事選びなさいよ」という、あれですね(笑)。
今回は勿論、
そんな訳で、無事リブートからの本編再始動ということで、、、
「え、まだリブートかどうか決まってないの?」
いやマルチバースとかあるけどさぁ。もういいじゃん、4,5は失敗でいいんですよ。駄目なら駄目で切り捨てる覚悟も必要ですよと。
だって、これだけしっかり軌道に乗せ直せて貰えれば、次回こそメガトロン様とスタースクリームとサウンドウェーブ、ディセプティコン幹部連中の掛け合いに俄然期待が膨らむってものじゃないですか。セクター7とか無視して何食わぬ顔で戦艦ネメシスに乗ってやってきて下さいよ。(そしてレーザー(ショック)ウェーブはお留守番)
あとロディマスとウルトラマグナスにもそろそろ出番与えてあげて欲しいですよ。
そして何といってもTF実写シリーズデザインでのユニクロンの変形シーンですね。ここまで来たらもうこれが見られなきゃ死んでも死にきれないみたいなもんでしょう。
まぁちょっと通算7作目というのもあるのと夏休み商戦で立場が苦しいのと、あと何より今はハリウッド大作映画が正念場になってきてるんじゃないかってのもありますし。ネット配信でいいやってなりますもんねぇ、、、。皆見に行ってね(笑)。
いやはや何とか続いて貰いたいです、はい。