一足遅れの夏休みを利用して行って参りました、「ツール・ド・三浦」。原付で(笑)。 もう行く前から「三浦?何も無えぞ?」とか文句言われまくり。まぁ「田舎道走るのが目的だから」とかお茶濁しまくってましたが、実の所、「ヨコハマ買い出し紀行の真似」をしたのでした。はい、大バカ確定(死)。 まぁ元々、「(いい年こいて)原付で遠出をする」という時点でバカ丸出しを狙っていたんだけど、「どうせ行くなら目的地くらいあった方が」と地図を眺める内に三浦半島に目が行ってしまい、ファンサイトで原作ゆかりの地を見て回る内にどんどんその気になってきて結局行ってきてしまいましたとさ。 (※:参考にしたサイトはこちら) 因みに、原付は現状さいたまの実家に置いてあるのでわざわざ北へ30km巻き戻り、また様子見を兼ねて中継地点に某氏宅の国立市を経由したお陰で移動量は更に増大。後者はこれまた「全然通り道じゃないだろ」と怒られたけど(笑)、でも都心の大通りなんて通りたくもなかったので大回りでも今回の外回りルートは正解だったんじゃないかとは思っていたりも。ただ前者は、よく考えればこっちまで原付持ってきて駐輪場に預けて、という戦法もありだったような気も。後の祭りですが。 そんなこんなで。 (クリックすると大きくなる写真があるかもしれません) ○一日目('06/09/10(日)) 出掛けの一枚。 これが唯一の写真、とかいうオチは流石に厳しいです(笑)。 荒川沿い(写真は北向き)。 こういう道を延々走りたかった。 志木街道を通って東京に突入した辺り。 国立の未開発道路。 と、その突き当たりに立ち退き料目当てで建てられた書店(笑)。 一気に国道467号まで到達。既に日は傾きつつあり。 というか二度程現在地をロストして完全に余裕失ってました(笑)。 道を間違えても素直に引き返さないクセが災いしまくり。 海に着いたー。 っていうか既に夜! まぁ日暮れ直後なんでカメラの自動補正で勝手に明るく撮ってくれましたが。 そして渚橋を渡り、ようやっと半島突入。(この辺) 既に真っ暗なので宿を探すしかない。 何処まで行くか/行けるか分からなかったから予約も入れてなかったのですな。 しかし現地購入の地図にあった温泉?も見付からず、見当たる宿は高そうな所ばかり。 事前のいい加減なネット検索では横須賀と城ヶ島でしか押さえていなかった為、 散々迷った末に某氏に教わった宿に行く事に。(この辺) 山越えついでに途中で月も撮ってみた。ロクに撮れてないけど。 因みに、この宿で「入浴券をいきなり無くす」素敵っぷり。 フロントから離れながらバッグにしまう僅かな間に落としたとしか思えない。マジですか。 いや実の所、昔から超天然ウッカリーの素養があるのは自覚していたんだけど、ココまで見事にやらかすと笑うに笑えない。幸いにして入浴券は無くてもokだったけど、食券だったらかなり笑えない事態になる所でした、はい。 それはそれとしてマーカス引っ張りだこでしたね(違)。 (※:マーカス・グロンホルム→マ・グロ→鮪) ○二日目('06/09/11(月)) いきなり雨(即死)。 と思ったら西側は晴れておりました。 身支度している間に周辺の雨も止み、北には晴れ間も見えてきて一安心。 まぁこの所によりけりな雲量が後々まで尾を引っ張る事になった訳ですが、、。 ともあれ、 西の岬に到達。 電線の走る一本道の奥の一軒家、これぞ噂のアルファさんちですか(?)。(この辺) と思い込みつつも、住民が居たためこんな脇からの撮影に。 しかもこれも実はニアミスだったという話も(笑)。もう一つ隣の方がそれらしかったらしい。 ま、いいか。雰囲気という事で。 少し南に下った所の桟橋に行ってみた。(この辺) モンキーボールとか喜んでやる割に、実はこういう所は凄く苦手(笑)。 頼むから風とか吹かさないで下さい。 っていうかキャラ的に実際落ちたりしちゃうから怖いんだよなあ。いやホントに(汗)。 ミサゴの入り江に接近。(この辺) 奥地にはうまく入れませんでしたが。 平日で漁業(?)の兄ちゃん達がたむろってたし(こればっかだな)、 まぁいいかと引き上げてしまったけど、案外奥にも入れたようです。失敗したかな。 さてお次は城ヶ島公園へ。(この辺) 入り口や看板を撮ってくるとかいう気の利いた事を全くやっていないのが何とも自分らしいです(トホ)。 展望台から北を見ると、あれは、地球推進器(違)。 しかし、事前の何も無いという忠告を象徴するかの如く、ホントに何だかどうでもいい場所でした(ぉ)。 ただそれでも内陸の平地育ちで海自体に馴染みの薄い自分は無駄な迄に海岸沿いをうろうろしまくっておりましたが。 まぁ実際、ヨコハマ〜〜の真似云々以前にたまには海も見歩きたいという思いは嘘ではなくて、 結果一番手頃なのが三浦半島だったりもした訳で。 三浦で満足してしまえる部分も、「むしろこの難易度の低さが堪らないね」とか思ってみたりして(笑)。 そんな訳で岩場をアホみたいに撮りまくっておりました。 何かあれですよ、ミストIIIの序盤を彷彿とする様な(笑)。 しかし足元を見ると、「あちゃー」。 いつかこのケーブルが業務に支障を来さぬよう祈りつつ。(笑) 公園の駐車場手前の道を入っていくとこんな場所も。(この辺) むしろ情景的にはこちらの方が映えていた気もするけど。 因みにこの岩場付近には大量のフナムシがいて流石にキモかった。写真に撮る気にもならず(笑)。 そうこうして何も無い場所で予想外に時間を失ってしまった(笑)。 島を出て海岸沿いの道路を走ると、先程の地球推進器(違)が間近に。(この辺) この地方にはこの二本しかなく、推進力としてあまり期待されてはいないようです。 いやー、それにしても推進器もとい風力発電機の羽の影を身に浴びるという貴重(?)な体験をさせて頂きましたよ。 因みによく見ると、 カメラ会社がいつの間に!?、、、と思ったら違いました(笑)。 この後、道路が湾を迂回して走る、なかなか良い絵になりそうな構図の場所があったんだけれども(この辺)、如何に原付と言えど道の途中で止まるのは好ましくなく、写真を撮る事はかないませんでしたとさ。 やはり徒歩に敵う散策は無いのだなと悟った瞬間。 砂浜です。もう何年ぶりだか分からない砂浜です(ぉ)。(この辺?) しかも既にシーズンオフ。 対岸にはうっすら房総半島。 そして一旦山に入ってみる。 案外人家が多いものなのだと、平地育ちの人間からすると意外だったけど、 よく考えればここって横須賀からちょっとしか離れてないんだよね。 そうこうしながら向かったのは、、 来てしまいました、YRP(死)。(この辺) アルファさんが撮り損ねたNTTビルを撮ってこようと意気込んだものの、 丁度見晴らしの良い位置にはバス停という見事な羞恥プレイ。 いつ関係者or知人に見られるとも限らぬこの環境下で何とか撮ってこれたのがこの一枚。 やはり自分に必要なのは開き直りのスキルだよなぁ。 しかし改めて地図を見返すと、ありゃま、なんと噂の通りは一つ隣で御座いました(汗)。(この辺) あんなアホみたいな思いまでしたのに、ただの徒労とは。 ある意味自分に相応しい結末でしたが(笑)。 今度は横須賀の見晴台に到着。(この辺) ヨコスカ巡航です。 しかし何かイマイチ期待していた情景と違う。というかビルが露骨に邪魔。 やっぱりあくまでモチーフであって改変はあるのかなと思いつつ退散したのだけれど、 後で改めてファンサイトの画像を見てみたら、「(数年前には)あんなビル無ぇ!!」。 あー、もうさっさと横須賀なんて沈んぢまえと思いました(ぉ)。 んでもって再度山越えして長者ヶ崎へ。北の大崩れですよ。(この辺) やはりここの夕景を押さえてナンボでしょう。 カメラとターポン(高々度飛翔観測機)の二大イベントに因んだこの場所は個人的にも外せない。 って、何このどんより雲。 YRPの頃はまだ晴れ間も見える天気だったのですっかり油断してた。もう日の入り方面は完全に全滅。 まぁ残念賞の写真でも撮って帰りますか、と思った矢先に、バッテリ切れ(即死)。 何この図った様なタイミング。 (カメラの試し撮りも兼ねて色々なモードで撮っていたから撮影枚数がアホみたいに増えてた) ここで完全に意気消沈。 当初の予定では日暮れ後に帰るのも何だからもう一泊しちゃって、翌日ゆっくり帰る&横浜も覗いていくつもりだったのだけれど、むしろ余裕を持ってかなり早めに着いたこの時間の内に帰るべきかと思い始めてしまった。 ヨコハマ買い出しは現実には大通りを走るだけで面白くないから後で電車ででも行けば良いし(第一原付でうろつける場所でもないだろうかと)、ヨコスカ巡航の夜景はちょっと勿体ないとは思ったけどビルが邪魔だったし。 またいつか海に沈んだ時に見に来ますよ(違)。 と、結局、意を決して帰路に着いたのでありました。 まぁこの決断のお陰で、翌日の雨に悩まずに済んだんだけどね。結果的には一応正解。 尚、帰り道は、考える余裕も迷う余裕も無かったので行きと同じ道で。お陰で随分早く着いた。 そんな訳で、何つうか最後まで冴えない旅でした。トホホ。 ヒマはあっても天候が許さず、最低限回る事しか出来なかったのが痛かった。 ゆかりの地を回った後は近辺にも寄ってくるつもりだったんだけどね。 総走行距離は314kmと出ました。 片道100km以上は軽くあったけど、半島の中でもそれなりに走ったのかな。 しかし実際行ってみて思ったのは、案外人が多く住んでいたなぁと。 何もないとは言ってもやはり房総半島とは違うのね(ぉ)。 横須賀や鎌倉まで2,30kmの範囲だし、海あり山あり、それでもちょっと走れば人の集まる街もある。 このコンパクトにまとまった土地は、決して栄えている訳ではないけれど、それでも思った以上に過ごしやすい場所なのかもね。 正直、内陸の平地でしか暮らした事のない人間には羨ましくも思えてしまう所。 あと今回うろついて実感したのは、如何に原付が気軽と言えどもやはり散歩気分でウロウロ出来るほどではないのかな、という所。 明らかに何も無い土地にいきなり駐まってカメラ、しかもコンパクトを構える様は怪しすぎて困る(笑)(&場所によっては迷惑か)。むしろ一眼レフで風景写真撮って回ってるんですよという方がまだ言い訳には向いていたのかも知れないな、とか勝手な事を思いつつ(笑)。 それにしてももう少し天気が良ければね、、、。 ただやはり徒歩で回れる広さじゃないし、車では回りにくい場所も多い、という点では自動二輪の強みはあるけどね。 それよりやっぱ、さいたまナンバーの原付でうろつくのは余りにも不審者の臭いが強すぎたかなと(笑)。 もうちょっと常識的な距離での来訪者にしたい。 現地までの移動は疲れるだけで面白くないしね。 この辺、レンタルバイクでもあれば便利なんだけどね。あるにはあるけど殆ど広まってはいないようで。 こういう時こそセグウェイか!というネタで締めようかと思ったけど、何だ、航続距離がえらい短いようで。ちぇ。 |
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