威 邀撃と同列の開発局による軽戦闘ドロイド。 その飛行能力とローター可変式ツインブレードによる一撃離脱戦法を基本とする。 極度の軽量化と強引な構造の為、機体強度が想定以上に脆く、奇襲兵器としての運用を余儀なくされた。 とかそんな感じで。 っつか、見る人から見ると「トラメのベイアネッタとエアクラフトを足して4くらいで割った出来」(苦笑)。(この辺とか) 元々コンセプトレベルで影響を受けてはいたものの、普通に頭の中で組み上げていっただけでここまで露骨に似てしまうと、流石に凹む。 まぁ、今回やってみたかったのは、足をグワッと開いて着地する変形シーケンスと、テール部を頭部にブラ下げる構成。後者は、こういう飾りパーツの発想を入れ込んでみたらどんなもんだろうという実験的な意味合いもあったけれど、実際やってみると、「キャラ色が(予想以上に)強すぎ(汗)」。 ローターブレード(甲から引き抜くのも当初からの構想)の時点でキャラクタ寄りだとはいえ、リアル兵器路線とのバランスがどっちつかずになりすぎたかなぁと。中途半端は頂けない。 そんなこんなで色々と個人的には未練の残る機体。 因みに、兵器系と言うことでE邀撃と同系列設定。だから顔の作りも同様に。 リアル兵器系もどきのくせに実用性のない武装パターンというのも、ある意味同系列っぽいのかな(笑)。 |
気を取り直して、戦闘ヘリ形態。 御覧の通り、アパッチとかコブラとかのカクカク系ヘリがモチーフ。 とはいえ普通のヘリは機体下部がこんなに膨らんでいることはないですガ。 腕を肩ごと90度持ち上げて揃える構造にした時点で胴体が縦長になってしまったのが敗因。もうちょっと機体と一体化出来ないかとも思ったけれど。 まぁ脚を引き出す変形がやりたかったので。その時点で最初からなんちゃって系デザイン(笑)。 黒主体ということでエアーウルフも頭を過ぎったけど、実物見たらおよそラインが合致しなかったのであっさり却下(笑)。 あ、そう言えばローターは見てくれだけで、回転機構は無し。 これはツインブレード化重視で、最初から豪快にオミット(笑)。 あと、今回悩んだのは配色。 当初は黒+青で収めるつもりが、 見ての通りローターの下という妙な位置(目立たせたくない)にトーマスブルーが来てしまっていて、これが最低限の強度の上でどうしても譲れず、青系の配分がしっくり来なくなって、殆ど諦める形で終了。太腿のグレー配色も、誇張の意味でやったつもりだったけど、これまたしっくり収まらず中途半端(汗)。 いっそ青で染めるという話もあったけど、むしろブラック好きが祟って、「黒を見た後に青には戻せない!」(笑)。 |
何はともあれ、変形(トランスフォーム)。 機体下部の太腿から膝下を展開、上部を左右に開いて左右の腕に。その右腕はヘリ前部を180度回転して、ローター接合部を手首に。残る頭部を引き起こしてテールを垂らして完了。 とにかく脚をグワッと開かせたかっただけ(笑)。 んでもって実際は各部同時展開の妄想、ということで。 まぁ静止写真では見辛くなるので順繰りの絵にしてますが。 |
ドロイド形態。 やっぱ背面最高。背中で誤魔化せ、と(何か違)。 細身にしすぎて造形的には面白くないかも。 でかい腕とか、棒状のスネとか、個人的に好きな符号は散りばめているんだけども。 勿論アンバランスながら自立可能ですよ。ギリギリ(笑)。 因みに、膝下の180度展開は、M2(穴あき円柱)2個を1/2C,1/2CE(1x2ポチとそのカバー)で挟み込んで連結部としたもの。軽戦闘ドロイドだからこそ許される軟弱構造(汗)。 頭部は、基部に90度ヒンジを仕込んで、変形時は半スライド的に移動。 あ、あと、右腕の裏の白蝶番は、制作時にガシガシやってた時の裏当て補強用。平時は無くても十分だったんだけど、外し忘れ(苦笑)。 |
ポージング。、、、うーん、どうもあと一歩が(汗)。 まぁどうにか空中機動型らしい絵をということで。(右) こういうことがやりたくてあの脚にしたというのもあるんだけど。 ただ 個人的にはブレードを振り払うイメージで居たけど、如何せん肩パーツが干渉して腕を開くことが出来ず(苦笑)。 というかこのM2円柱に差すタイプの肩関節の構造上の弱点もあるのかな。 それにしても、トラメを意識した所為か、妙に女体っぽく見えてしまうような。 でも顔はアレですが(笑)。 |
恒例ネタコーナー。 操縦訓練の一場面(ウソ)。 そもそも機体にフィグ乗せるスペースが相変わらず無いし。無人機のつもりでもないけれど、単に面倒臭くなって(笑)。 ってか、豪快につまらないですな。 いや、ホントはコレだったんですがね(↓)。 |
最初に組み上げた下半身の構造。 シンプルに180度折り畳みと膝関節を実現できないかとあれこれする内に出来た、M2円柱2つ組み合わせの妙な変形パターン。外観的にイマイチながらも容量的にすっきりと収まったので、一時期はこれで完成を見る所だったのが、「変形シーケンスが致命的に格好悪い」ので没(そもそも当初の脚部展開イメージと違うし)。 しかも、「よくよく見ればこの構造は、、、!!!」 ピンと来てしまった人と、心の広い人(笑)は気が向いたらどうぞ。>コレ |
そんなこんなで、殺戮兵器はデストロン、なだけでEなシリーズ第二弾。 というか零式桜天の頃から妄想していたもの(当初は緑でやりたいと思って保留してた)がようやっと実行された訳で。 ただ、一発ネタ的に始めた当初の目論見とは裏腹に、(最低限入れ込みたかった)変形パターンが無茶とは言わないまでも強引な発想だけに収まりも悪く、「さっくり流す筈が流れない」、その苦悩が見事に反映された結果になってしまったようで、結構やるせない。(個人的な所で「時期的な悪さ」ってのもあったかも) と、どうしても後ろ向きな話が、、、。 次はもっとこう、いつものように「出来た!どうよ?」、の感覚を取り戻したいなぁと。 |
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